機器改造や電子工作のための道具選び

2012.1.17|工具 改造| から tokusun

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最近は高性能なPC周辺機器やゲーム機がいろいろ出て便利な世の中になりましたね。しかし、その反面、融通が利かなくて微妙に使いづらかったりしたことがあったりします。。。

 

”ここを少しこうしたら便利では?”というものは改造してしまえば便利!というものがけっこうあり、それができる知識とスキルを持った人はチョチョイとやってしまいます。

でも「ちょっとやってみたい」と思っても、スキルも知識もない人からすると、途方もなくデカいハードルに見えますよね〜。

機器改造のレビューをやってるブログを見ても、まず道具の”種類”や”選び方・使い方”っていうのは説明されてないから難しく感じるのです。

 

そんな人のために、まずは機器改造によく使われて、必要かつ便利な工具をご紹介します。

1. まずはあるといいなの帯電防止マット(緑のシート)

→帯電防止効果が期待できるのと、デスクがお手軽に作業スペースになります。(カッターマットとしても使えますしね) 電子工作部品のお店で¥1,000-くらいで売ってます。

 

2. なくてはならないピンセット

→使用用途によって形状を選んだりもしますが、一番万能なものは幅が狭く、先が限りなく尖ったもの。電子工作部品のお店で¥800〜¥1,000くらいで売ってます。

コレがあれば、20mm角のチップから2mm程度のチップコンデンサなんかもしっかりつまめます。

 

3. 電子工作以外にも万能なニッパー

→電子工作レヴェルでは径が1mm以上の線を切断することがあまりないかと思いますので、小さいニッパーが小回りが効くので使いやすいかと思います。電子工作部品のお店で¥1,000〜2,000くらいで売ってます。

100均とかのニッパーでも良いですが、刃の切れ味が悪いので力加減がわからず、配線の被覆をむくとき間違って切断してしまったりします^^;

 

4. 電子工作工具の本命、半田ごて+半田ごて台

→初心者にありがちな失敗は半田ごて選びの際のワット数。最初はどのぐらいのワット数が必要かわからないので、20〜30Wの一番安いコテを選んだりしますが、低出力の半田ごてはいつまでたっても半田は溶けませんw

特に、最近の電子機器・周辺機器はROHS規格という鉛やスズといった有害物質の含まれない半田を使って組み立てられています。ROHS対応の半田は融点が高いので、なるべく高出力の半田ごてを選ぶといいと思います。

目安としては70〜90Wのもので、オプションの種類の多さと高出力、コストパフォーマンスの良さから、goot(太洋電機産業)というメーカーのTQ-95がオススメです。(電子工作部品のお店で¥2,500くらいで売ってます)

写真のものはgoot社製の温調半田ごてPX-201というものです。温度調節のつまみがついていて、こて先の温度を変更・調節できますが、必要でない人はいらない機能なので、即熱半田ごてシリーズを選んだ方がコストパフォーマンスがよいかと思います^^;

 

また、半田ごて台は半田ごてを熱したまま立てておくスタンドです。半田ごてを買う際に一緒に買いましょう。

こて台も種類はかなりあって、値段もピンからキリまでありますが、写真のような半田ごての”コテ”が接触する部分に耐熱樹脂があるものを選ぶと良いと思います。

金属パーツだけでできているこて台は長時間使用していると、コテが溶けるといったこともあります。 写真のこて台はgoot社製で電子工作部品のお店で¥1,500くらいで売ってます。

 

5. あるといいオプション!半田ごてのこて先

→半田ごての”こて先”は取り外せて、メーカーのオプションでいろんな形状のこて先があり交換が可能です。

普通の円錐状のこて先でも使えますが、半田のノリが悪く、自分は綺麗に仕上げるのが難しいと感じるのであまり使いません!w

自分がもっとも万能で使いやすいと感じたものが、写真のものでgoot社のTQ-77RT-3Cという型番のものです。

これは平たい面と尖った部分があり、配線に半田をのせる作業から2mmくらいのチップコンデンサなどの小さな部品の取付もできる万能品なのでオススメです。 こて先やその他のオプション品は機種によって対応が違ったりしますんで、購入前にいちど適合機種か確認してください〜。

 

6. 消耗品の半田線+フラックス

→一口に半田といっても、やはりお店の売り場に行くとたくさん種類があります。半田ごての説明で上げたROHS対応の電子基板向け半田やオーディオ向け、ヤニ入り半田とかありますが、選び方のポイントとしては融点が低く扱い易いものです。

ここでオススメするものは融点が低いヤニ入り半田です。電子基板や周辺機器で使われている半田は現行製品のほぼすべてがROHS対応はんだを使っていますが、ぶっちゃけ半田は半田なんで何使っても変わりませんw

生真面目にROHS対応はんだを使っても良いですが、融点が高くすぐ固まってしまい半田の仕上げが難しいので使うメリットはありません。

 

また、半田作業をする上で、半田ノリをきれいに仕上げるための薬剤にフラックスというものがあります。これは電子機器改造のレビューで、あまり書かれている所が見た事無いです。

フラックスは溶けた半田をくっつけやすくする修正があります。半田をのせる部分にフラックスを塗ることにより、ダマにならずに綺麗な仕上げができます。

半田は仕上げが悪いとスグに取れてしまったり、電気の流れが悪くなったりしますので、機器を使う上で目に見えない部分ですが、美しく仕上げることも重要です。

 

以上のものをひと通り揃えておけば、たいていの機器改造・電子工作はできるんじゃないかとおもいます。

 

ただ、半田作業はいい道具があっても綺麗に出来るものでもないですので、どうしても練習は必要です^^;

これから始める初心者の方は数をこなしてうまくなりましょう〜